ヴィンヤサフローとは?
Written by Joey
ヴィンヤサフローのヨガクラスは日本ではなかなか少ないですが、最近少しずつ増えている気がします。アメリカやオーストラリアなど、海外のヨガスタジオに行くと、とにかくヴィンヤサフローのクラスが多く、英語の有名なオンラインスタジオでもVinyasa Vinyasaって、たくさん出てきます。
ヴィンヤサフローって実際何のスタイルのヨガなのか、よく聞かれるのでここで簡単にご紹介します。
ヴィンヤサフローとは、呼吸とともにダイナミックに動くヨガです。息を吸いながら一つの動き、吐きながら次の動き、というように呼吸にあわせて全身を動いていきます。
「現代のヨガ」という印象が強いですが、実は大昔インドから始まって、アシュタンガヨガもその一つです。Vinyasaはもともとサンスクリット語(ヨガが生まれたところのインドの言語)で、「Vi(ヴィ)」は「in a special way(特別な方法・順番で)、「Nyasa(ンヤサ)」は「to place(置く)」という意味で、B.K. S Iyengaや K. Patthabi Joisの先生であるKrishnamacharyaが作ったものです。彼が教えたのが、ヴィンヤサを練習することで意識や規律を磨き、自分自身の人生もそのように意識してケアをしていくことです。
ダイナミックに動くことで、運動量が高くカーディオや体幹の強化にもなるし、呼吸やポーズに意識して集中することで「動く瞑想」にもなります。血流や呼吸の循環がよくなり、クラスが終わると、「気持ちよかった」と、生徒さんがいつも言ってくれます。
ヴィンヤサフローはアシュタンガと違って先生独自のシークエンスでクラスが進みます。私はアクティブでチャレンジングのヨガが好きで、東京ではそのようなクラスがなかなかなかったので、2012年からアシュタンガを練習しはじめました。この数年は海外のクラスやワークショップによく参加し、海外流のアクティブ系のヴィンヤサフローにはまりました。そのきっかけで、世界でとても有名なヴィンヤサ先生のジェイソン・クランデル(Jason Crandell)の下、アドバンスティーチャートレーニング(500時間)を修了。
海外ではヴィンヤサといえばアクティブ系のクラスがメインになりますが、日本では呼吸に合わせてもう少しスローペースのSlow flowや、音楽に合わせたInside flowなど、いろいろ増えています。海外流のVinyasa flowを体験してみたい方、ぜひIYC表参道に遊びにきてください(日曜日13:30〜と火曜日19:00〜)。クラスはバイリンガルで行います。英語の勉強にもなります(笑)!
ちなみに、海外のヴィンヤサフロークラスでは「take your vinyasa」というのがよく言われます。それはヴィンヤサクラスとはまた違ってchaturanga, upward facing dog, downward facing dogのセットを意味します。まさに現代のヨギー達が作ったものです。そのような海外ヨガについての雑談も、クラスでしたりします(笑)。